子供が小さいうちは自分の両親や配偶者の両親が近くにいると、子育てを手伝ってもらうことができます。特に、子供がたくさんおられるご家庭や、お仕事を持っておられる方、病気がちな方、などは周りのサポートがとても必要といえます。ではもし、どちらかの親から「子育てに協力したいので、うちの家で一緒に同居するのはどうか?」と親から提案されたならどうしたらいいのでしょうか?そのような時には、いきなり一緒に住むのではなくまずは近居から始めてみることをお勧めします。近居の距離は、徒歩圏内が望ましいですが、近くに家が見つからないという場合には車で10分以内が望ましいでしょう。
近居に住んで、親と子がいつでもお互いの家を行き来することでお互いが安心感を持つことができますし、助けが必要な時にはすぐに駆け付けてもらえます。子供が急に熱を出したけども、仕事を休むことは出来ない、といった時には親がそばにいるととても助かります。近居に住んでみて、特にトラブルがなくお互いが気持ちよく付き合うことができる、という場合には同居をすることもいいかもしれません。しかし、一度同居をしてしまうと、トラブルが起きてしまった時に関係を修復するのは大変ですし、仲たがいやストレスが生じてしまってから、家を出るというのはなかなかむつかしいものです。
特に、嫁姑の関係は複雑といえます。ですから、一緒に暮らすという選択肢は最後の手段と考えることが大切です。
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